ȥå   Խ ʬ Хåå ź ʣ ̾ѹ   ñ측 ǽ   إ   ǽRSS

古代日本の動物誌

Last-modified: 2011-06-23 () 14:38:54 (2731d)
Top / 古代日本の動物誌

近畿圏の動物誌

山犬、地犬、家畜化された犬

日本中の至る所で見かけることができる。弥生時代当時の人々は自分の家や村の番犬として家畜化した犬を飼っていた。なお、地犬とは特定の地域にのみ生息する犬種を指す場合に用いられる用語である。
野生に棲む山犬と日本狼を同一視する見解については、肯定意見もあれば否定意見もあるので一概にどちらとも言えない。また、日本国土に犬が単一種しか存在しなかったと決めつけることもできない。亜種というのはどんな場所でもどんなかたちであっても存在しうるのである。
ちなみに2009年現在、標準となる日本犬というものは秋田犬、甲斐犬、紀州犬、柴犬、四国犬、北海道犬の6種類しか残っていない。

能力値

STR2D6CON3D5SIZ1D6+1POW2D6DEX2D6+6

その他の能力

移動12
平均耐久力
平均ダメージボーナス-1D6
スキル聞き耳75% 家族愛(リーダーに対して)80%

攻撃オプション

噛みつき30%1D6ダメージ

野生の豚ならびに猪、家畜化された豚

日本中の野生ならびに村々で見かけられる。弥生時代の人々は犬と同様に豚を家畜化して、家や村で飼っていたし、もちろん食用にもしていた。ちなみに「ブタ」という言葉の起源は判明していない。人間にとっては野生猪は今も昔も害獣であり、かつては鹿狩りと並んで猪狩りが盛んに行われていたそうである。
豚という品種はもともと猪が家畜化されたものであり、その原種は猪そのもので、おとなしくて環境適応能力も高い。古今東西、豚肉は美味しいので〈料理〉技能をぜひ奮って頂きたい。

能力値

STR2D5+4CON2D6+6SIZ2D4+4POW2D6DEX2D6

その他能力

移動豚は12、猪は13
平均耐久力11
装甲2ポイントの毛、皮、筋肉
平均ダメージボーナスなし
スキル臭いを嗅ぎ付ける50% (豚)食欲60%

攻撃オプション

(猪) 牙で突く30%1D6+db

狼(俗称オオカミ、オオカメなど)

現代ではすでに絶滅してしまった日本狼。ほとんどが野生の山林地帯で生息しており、人間から手を出さない限り危害を及ぼしてくることはないと思われる。ヨーロッパの種よりも小柄で中型犬に近い。
古来より狼は人々の間で神として崇められてきた。この事実を見逃してはならない。

能力値

STR2D6+4CON3D6SIZ2D4+1POW3D6DEX2D6+8

その他の能力

移動12
平均耐久力8〜9
平均ダメージボーナスなし
装甲毛皮による1ポイント
スキル目星60% 臭い追跡80%

攻撃オプション

噛みつき30%1D8ダメージ

日本中の野生に生息。この頃はまだ家畜化されていないため、牛乳を飲む民俗習慣はない。
2009年現在では家畜化される前の野生牛という存在自体が世界的に見ても珍しく、日本在来牛としてはトカラ牛と見島牛の2種しか残っていない。見島牛は体高 130cm、トカラ牛は成牛でも300-400kgしかないほど全体的に小柄。肉質は優秀。探索者の〈料理〉技能が活かされることを期待したい。

能力値

STR3D6+10CON3D6+10SIZ3D6+10POW2D6DEX2D6

その他の能力

移動10
平均耐久力20
平均ダメージボーナス+2D6
装甲厚い筋肉と脂肪による5ポイント
スキル食べ物を反すうする100%

攻撃オプション

突進30%2D6+db

日本中の野生に生息。この頃はまだ家畜化されていないため、一般的に乗馬という技術はない。
日本在来馬は小型馬もしくは中型馬で、全体的にずんぐりした短足系。体高(肩までの高さ)はおよそ130cm前後しかない。スピードは出ないが体は丈夫で、寒い地方でも生育する。

能力値

STR2D6+12CON3D6+6SIZ3D6+6POW3D6DEX3D6

その他の能力

移動8、走ると14
平均耐久力16〜17
平均ダメージボーナス+1D6
装甲筋肉による1ポイント
スキル大きな音に驚く70% 家族愛40%

攻撃オプション

後脚キック05%1D8+db
踏みつける25%2D6+db

鹿(ニホンジカ)

日本中の野生に生息。日本鹿は固有種ではなくて、アジア分布の中での亜種として全7種類が存在しており、ここではその中でも本州鹿を採り上げる。
「シカ」の語源は、肉を意味する「シ、シシ」と毛皮を意味する「カ」から成る。縄文の古来より猪と共に狩猟対象であり、農作物を食い荒らす害獣であり、その一方で愛らしさを感じさせる面を持ち合わせる。鹿は残す部分が無いくらいに、食料としても道具材料としても生活に役立っていた。しかし弥生時代以降、食料資源としての害獣でありながら霊獣として人々から意識されるようにもなっていった。鹿の肩甲骨は太占(ふとまに)や鹿卜(かぼく)と呼ばれる骨占いに用いられる。
シカは北にいくほど大柄で、南へいくほど小柄になる。下記は奈良公園の鹿の標準例として作成した。

能力値

STR2D6+6CON3D6SIZ3D6+4POW2D6DEX3D6+6

その他の能力

移動13
平均耐久力12〜13
平均ダメージボーナス+1D4
装甲1ポイント
スキル聞き耳70% 回避50%

攻撃オプション

噛みつき40%1D8+db
角で突く30%1D6+1+db

月の輪熊

森林地帯に生息し、夏は高地にて見られることがある。体長110〜150cm、体重40〜150kg。野生環境では20〜30歳にまで生育する。中型犬だと思ってよく見たら熊だった、という話は多い。現代では環境省よりレッドリストに指定されている。 月の輪熊はラウンド毎に2回攻撃を行うことができる。 なお、ヒグマは国内では北海道にだけ生息するため、耶馬台国内に出没することはない。

能力値

STR3D6+10CON3D6+6SIZ2D6+4POW3D6DEX3D6

その他の能力値

移動10、突進時は14
平均耐久力13〜14
平均ダメージボーナス+1D4
装甲3ポイントの毛皮と筋肉
スキル登はん30% 聞き耳75% 獲物を嗅ぎ付ける70%

攻撃オプション

噛みつき25%1D10
かぎ爪40%1D6+db
平手打ち25%dbと同じ

猿(ニホンザル)

日本猿は日本固有種であり、顔と尻が赤いのは実は日本猿独特。平均50〜60cmで、1mを越す個体も少なくない。尾は短い。非常に文化意識が高く、温泉に入浴したり、イモを塩水で洗って食べたりする。学習能力も高い。ラウンド毎に2回攻撃を行える。

能力値

STR2D6+2CON3D6SIZ2D4+2POW3D6DEX2D6+8

その他の能力値

移動10
平均耐久力8〜9
平均ダメージボーナス-1D4
装甲なし
スキル目星70% 歯を剥き出して威嚇50%

攻撃オプション

25%1D4+db
咬む25%1D6+db

雉(キジ)

現在では日本の国鳥に指定されているキジは、世界中で狩猟鳥の対象となっている。国鳥に指定されながら狩猟対象としているのは日本だけなのだという。 「ケーン」と鳴き、飛ぶのは苦手だが時速32kmで走る。肉は美味。草むらに隠れたつもりのキジの様子から「頭隠して尻隠さず」という有名な言葉が生まれた。

能力値

STR1D4CON1D6SIZ1D4POW2D6DEX2D6+3

その他の能力値

移動飛行12
平均耐久力3
平均ダメージボーナス-1D6
装甲なし
スキル目星70% 頭隠して40%

攻撃オプション

クチバシ40%1D3

鴨(カモ)

カルガモやオシドリは河川や湖で通年見られる。冬鳥であるマガモ、コガモ、オナガガモ、スズガモもいる。かつての日本で食用にされていた数少ない鳥獣のひとつで、今でこそネギと煮て食べるが、江戸時代まではセリで臭みをとっていた。カモネギではなくカモセリだ。

能力値

STR1D4CON1D6SIZ1POW2D6DEX2D6+8
移動歩行4/飛行10
平均耐久力2〜3
平均ダメージボーナス-1D6
装甲なし
スキルお尻フリフリ60% 目星70%

攻撃オプション

クチバシ40%1D3

朱鷺(トキ)

言わずと知れたニッポニア・ニッポンだが、もしかしたらそのうち知らない世代が出てくるかもしれない。少なくとも現代のテレビ情報時代において野生絶滅してしまった日本固有種であることを忘れてはならないと思う。ちなみに現在佐渡島に輸入飼育されている中国産のトキは生物学的見地からはまったくの同一種ということなので、ぜひとも将来に向けて人工繁殖を成功させて頂きたい。
呼び方について、奈良時代の頃では「ツキ」「ツク」と呼ばれていたので、それ以前もそれに近い呼び名だったであろうと思われる。肉は美味なので古来より時に食用とされていたが、いかんせん生臭くてしかも赤い脂が浮く為に、灯りの下ではとても気持ち悪くて食べられなかったらしい。羽は疑似餌にしたり、冷え性の薬や滋養薬にしたりして利用されたという。

能力値

STR1D4CON1D6SIZ2D4POW2D6DEX2D6+3

その他の能力値

移動8
平均耐久力4〜5
平均ダメージボーナス-1D6
装甲なし

攻撃オプション

クチバシ40%1D3

日本猫は愛玩動物としてよりもむしろネズミなどを駆除してくれる益獣として人々から親しまれた。むろん弥生時代に愛玩動物として人間に愛された猫がいても、おかしくも何ともない。
山猫という呼び名は野良猫を指すことが多いが、これはヤマネコ科の動物が日本本土に1種も生息しないためである。

能力値

STR1D3CON2D6SIZ1POW2D6+6DEX2D6+16

その他の能力値

移動10
平均耐久力4
平均ダメージボーナス-1D6
装甲なし
スキル回避60% 臭いに敏感70% 小動物を捕まえる25% 顔を洗う80%

攻撃オプション

噛みつき30%1D4-db
猫の爪40%1D3-db
引き裂き80%2D3-db

咬龍(=イリエワニ)

東南アジアの汽水域に生息するクロコダイル属のワニで、全長5〜6mにも達する大型動物。もともと日本には生息していないのだが、海水に耐性があるため、時々台風や海流にのって日本近海へと個体が流されてやってくることが稀にあるのだという。他に類を見ないこの大型爬虫類の姿を古代の人々が目撃したら、それはまさに恐竜か怪獣のように見えるに違いない。ちなみに咬龍という呼び名は中国名であり、日本では古来より「ワニ」と言えば鮫のことを指すので注意。

能力値

STR3D6+14CON3D6+6SIZ3D6+14POW3D6DEX2D6+6

その他の能力値

移動歩く7/泳ぐ8
平均耐久力20〜21
平均ダメージボーナス+2D6
装甲5ポイント
スキル水中を静かに移動75% 水中に隠れる60%
忍び歩き50%

攻撃オプション

噛みつき50%1D8+db
尾で叩く50%2D4+db

イリエワニを目撃した弥生時代人は1/1D4SAN値を喪失する。

イルカ

一般的にイルカとは体長4m以下のハクジラのことを指す(一部例外あり)。 日本近海に生息するイルカやクジラは実は何種類もいて、一番好奇心が旺盛で人懐っこいのはハンドウイルカ(バンドウイルカと呼ばれることも多い)。
溺れかけた人を水面に浮上させて助けたニュースもあれば、溺れていない人を沖まで運ぼうとした例もある。基本的には人間に対してはフレンドリー。ハンドウイルカを捕食するのはホオジロザメなどの大型鮫類だが、そのホオジロザメを逆に殺してしまうこともあるといい、実に好戦的で獰猛な面もある。実際、大型の鮫であっても成体イルカの群れには手出ししないと言われている。

能力値

STR4D6+8CON2D6+8SIZ3D6+12POW3D6DEX2D6+6

その他の能力値

移動泳ぐ12
平均耐久力18〜19
平均ダメージボーナス+2D6
装甲脂肪による4ポイント
スキル家族愛70% 鮫への敵対心75%
好奇心POW×5%

攻撃オプション

体当たり50%1D6+db

マッコウクジラ

マッコウクジラはハクジラの仲間の中で最大種であり、歯をもつ動物の中では現在史上最大の肉食動物である。マッコウクジラは回遊するのが普通だが、なぜか小笠原には定住している。時折大阪湾や瀬戸内海に迷い込む個体がいる。

能力値

STR7D6+50CON3D6+40SIZ7D6+60POW3D6DEX2D6+3

その他の能力値

移動泳ぐ12
平均耐久力67〜68
平均ダメージボーナス+9D6
装甲脂肪による18ポイント

攻撃オプション

体当たり60%1D6+db
噛みつき40%1D6+1/2db
尾ひれ25%1d6+db

その他の当時の動物種

個別にデータを作ることに大きな意味があるとは思えないし、すべてをデータ化する考えは今はないので、参考として名前だけ以下に挙げておく。

カメ、ホオジロザメ、シュモクザメ、シャチ、マダコ、イカ、タカアシガニ、タヌキ、イタチ、キツネ、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミ、ヤマネ、フクロウ、アオダイショウ、マムシ、ワシ、タカ、ノスリ、ハクチョウ、ムササビ、ウサギ、コウモリ、モグラ、ニワトリ、ハト、ヤマバト、カラス、ゴキブリ、エチゼンクラゲ、他多数。

昔は当たり前のように見かけられた動物であっても、現代では環境省により絶滅危惧種として指定されている種は数知れない。以下は2009年段階での情報不足も含めて、リストに挙がった生物の例である。下記のうちコウノトリに関しては、トキと同様に純国内繁殖野生個体がすでに絶滅してしまっていて、輸入飼育にて繁殖させているのが現状である。

アホウドリ、コウノトリ、ハヤブサ、イヌワシ、オオワシ、ライチョウ、ウズラ、ツル、ヨタカ、モモンガ、ニホンリス、ニホンカワウソ、ニホンアナグマ、ニホンアシカ、ニホンカモシカ、オオサンショウウオ、アカハライモリ、ニホンスッポン、アカウミガメ、アオウミガメ、ニホンウナギ、ニホンメダカ、テッポウウオ、トビハゼ、ニホンザリガニ、シオマネキ、カブトガニ、ムカシトンボ、他。

当時存在しない動植物例

  • ヤギ:本土へは江戸時代に朝鮮または南方経由で持ち込まれた。琉球ではそれ以前より生息。
  • ヒツジ:日本へは太平洋戦争の前に防寒具原料の目的で輸入された。
  • ブドウ:遣唐使が持ち帰った種子が自生化していき、鎌倉時代に入って栽培され始めた。
  • アライグマ:「あらいぐまラスカル」の影響で輸入された後、捨てられたものが野性化。
  • ブラックバス:近年適当に放流された結果、爆発的に国内河川水域を占領した。
  • その他