Acqu_Easy_Inst
Last-modified: 2011-10-29 () 12:40:31 (2669d)
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株とホテル・"マーケット"での苛烈なレース
アクワイア
ゲームのルール概要 †
大きな手順 †
一人のプレイヤーは1ターンに1枚のタイルを置き、ホテルが創業されていれば株券を3枚買うことができる。
タイルが二つ並べて置かれるとホテルが創業される、さらにタイルが接続されるとそのホテルグループが拡大する。
ホテル同士がタイルで接続されると、小さな側のホテルが大きなホテルに吸収され、廃業する(合併)。
このときに最大株主と、次席の株主がボーナスを受け取り、株券の交換又は売却できる(しなくてもよい)。
最終的にはタイルが置けなくなったらゲーム終了。
手順の詳細 †
- 準備)
タイルはすべて裏向きに並べるか、袋などに入れて目隠しする。一人にタイル6枚、6000ドルずつ配布する。
ホテルのタイルを、ボードの隅の同じマークの場所に置きます。
株券、お金は【銀行係】を決めて種類ごとに分けてその人の手元に集めましょう。
- あ)1ターンにできることはタイルを引く、タイルを置く、株を3枚買う
袋の中(あるいは伏せたタイル)から手札に6枚を引き、そこから1枚ずつボードの上にタイルを置いておく。
- い)ホテルの創業
タイルが"独立した場所で"二つ以上並ぶとホテルを創業できる(2枚のタイルの上にホテルのチェーンを示すタイルを置く)。
1A | 2A | 3A | 4A | ×斜めに並んでもつながってない扱い |
1B | 2B | 3B | 4B | 2B/3Aに追加で置くと3タイルで創業 |
1C | 2C | 3C | 4C | |
1D | 2D | 3D | 4D | ○創業(縦でもOK) |
1E | 2E | 3E | 4E |
※ホテルは7種類のみで、それらがすべて営業中だと、タイルが二つ繋がってもホテルは創業できない。
グレード低い | グレード高い | |
1.WORLDWIDE | 3.FESTIVAL | 6.CONTINENTAL |
2.SACKSON | 4.IMPERIAL | 7.TOWER |
5.AMERICAN |
創業者は株券を1枚もらい、さらに株を3枚まで購入する。
※さらにこの資料の最後についている各ホテルの"創業者・社長"カードを手渡すことをオススメします。
- ※)株式の購入
株式の購入はお金を使って行います。
1株の価格はホテルのグレードと、規模で決定されます。
WORLDWIDE | FESTIVAL | CONTINENTAL | $ 株価 | 買収ボーナス | |
SACKSON | IMPERIAL | TOWER | Majority | Minority | |
AMERICAN | 主席 | 次席 | |||
2 | -- | -- | 200 | 2000 | 1000 |
3 | 2 | -- | 300 | 3000 | 1500 |
4 | 3 | 2 | 400 | 4000 | 2000 |
5 | 4 | 3 | 500 | 5000 | 2500 |
6-10 | 5 | 4 | 600 | 6000 | 3000 |
11-20 | 6-10 | 5 | 700 | 7000 | 3500 |
21-30 | 11-20 | 6-10 | 800 | 8000 | 4000 |
31-40 | 21-30 | 11-20 | 900 | 9000 | 4500 |
41OVER | 31-40 | 21-30 | 1000 | 10000 | 5000 |
-- | 41OVER | 31-40 | 1100 | 11000 | 5500 |
-- | -- | 41OVER | 1200 | 12000 | 6000 |
- う)ホテルの拡大
すでに営業されているホテルにタイルを接続するように置くと、そのホテルチェーンが拡大する。
ちなみに11個以上のタイルで構成されたホテルチェーンは合併されない(11個以上のホテルの間を接続するようにはタイルを置くことが出来ない)。
- え)ホテルの合併
ホテルチェーンとホテルチェーンが接続されるようにタイルが置かれるとチェーンが合併する。
大きなホテルが、小さなホテルを買収する形になり、小さなホテルが廃業する。
- お)ホテル合併時の「清算」
清算は筆頭・次席株主から初め、あとは筆頭株主から時計回りに実施する。
- 「ボーナス」
廃業するホテルの【筆頭及び次席】の株主にはホテルの規模により一定のボーナスが支払われる(これは現実でも良くある、「市場価格よりも有利な額での株の買取提案」などを意味する)。
- 「株式の売却」
廃業するホテルの株式は売却することができる。
価格は表を参照、大きなホテルのほうが高い。
- 「株式の交換」
廃業するホテルの株式を、買収するホテルの株式に交換することができる。
比率は廃業ホテル2株につき、買収側ホテル1株である。
- 「株式の保管」
別に何もせず株式を保管しても良い。
良いタイル(独立した場所にホテルを創業できるような)を持っていれば、すぐに廃業したホテルを「新創業」し、筆頭株主になることもできる。
- 「ボーナス」
- 【ホテル合併の注意点】
同じ大きさのホテルが接続された場合はどちらを潰すかは、タイルを置いたプレイヤーが決める。
廃業したホテルは、タイルの上から除くが、もしも再度独立したところでタイルが二つ以上繋がった場合さらに「新創業」することもある。
勝利条件 †
タイルが置けなくなった状態で、一番お金を稼いでいた人が勝者!
アクワイアインスト法 †
株と企業の微妙なカンケイ †
株の取得競争(株式市場)とホテルチェーン市場での勢力争いの二つが絡まりあうのがこのゲームの面白さであり、最大のポイントです。
そこを少しあおりながら最低限の説明をしていきましょう。
1)まず、コマの置き方と意味を説明します。 †
- 「コマ(タイル)はどこでも置けます、1枚引いて、1枚置いてください。」
- 「もしもタイルが二つ並ぶと……但しナナメはダメです……ホテルが創業されます、創業者になると株券を1枚もらえるので基本的にはホテルを建てれるときには立てたほうが良いです」
2)実際にゲームをはじめてもらいます。 †
- ホテルが創業したら
「タイルを置いた後に、株券を3枚まで買える」事を伝えてください。そして「株券は基本的には隠して、自分が何枚持っているかを秘密にしたほうが良い」と伝えます、「なぜなら、株の枚数のトップにはゲームの途中でボーナスがあるからです……それに、一番は何でも良いことです。」という具合に話しましょう。
- 二つ目のホテルが創業したら
「株券は1回の手版で3枚まで買えます、複数のホテルの分を買うことも出来ます、さあトップ争いですね!」と伝え、ただしと続けましょう「残金が無くなったり、株券がなくなったらそれ以上は買えません……あとお気づきだとは思いますが小さなホテルの内に株を買っておいたほうが、規模が大きくなると値上がりするので得ですね?」というようなことを確認しておきます。
3)合併 †
- 初めての合併の時には起こっていることを詳しく説明します。
「はいこれでホテルが合併しました、小さな側の××ホテルは買収されて廃業になります(ホテルのタイルを、ボードの隅に戻します)。大きな側のホテルは小さなホテルのタイルを含めた××個の大きなホテルになりました。」
- 筆頭株主の確認
「ではみなさん、廃業する××ホテルの筆頭株主がだれか確認しましょう。××ホテルの株をお持ちの方は枚数を数えて提示してください。」ここで筆頭と次席を確認します。
「では筆頭には○○ドル、次席には△△ドルをお渡しします。」このボーナスの額はホテルのグレードと規模で決まっています、株式の価格表の右隅のMajor(筆頭)/Minor(次席)の項目に記入された額を引き渡します。
- 株式の処理
「では筆頭から順に次席、後は時計回りで株式の処理を行います」
初めての処理の時には以下の種類があることをキチンと説明する。
2人程度に説明すれば、覚えてくれるはず。
- 「株式の売却」
廃業するホテルの株式は売却することができる。
価格は表を参照、大きなホテルのほうが高い。
- 「株式の交換」
廃業するホテルの株式を、買収するホテルの株式に交換することができる。
比率は廃業ホテル2株につき、買収側ホテル1株である。
- 「株式の保管」
別に何もせず株式を保管しても良い。
良いタイル(独立した場所にホテルを創業できるような)を持っていれば、すぐに廃業したホテルを「新創業」し、筆頭株主になることもできる。
- 「株式の売却」
以上でゲームは円滑に進んでいきます。
特別オプション「創業者・社長」カード †
このカードはホテルの創業者に渡してあげてください。 企業のオーナーと社長の違いについて微妙な考察をするためのポジションを強化するツールです。